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【The White Door】真!!考察(全作品のネタバレ注意)

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はなりんです。

このシリーズで一番最初にプレイしたのがこの【The White Door】でした。

しかしこの作品だけではいまいちストーリーが理解できず、
謎を追い求めているうちに
この【Rusty Lake】【Cube Escape】シリーズを全部プレイしてしまいました。

【The White Door】のプレイ直後に記事を書いたのですが、
このシリーズについて何も分からない状態で書いていたので
あまりはっきりしない考察になっていました。

全てをプレイしストーリーを把握したうえで
再度このThe White Doorを見直したいと思いましたので、
考察を書き直しました。

※追記

2020年4月29日にリメイク作品の【Samsara Room】がリリースされました。
こちらも考察しておりますので見てくださるとうれしいです。

ではもう一度白い部屋へ戻りましょう。

注意!このシリーズ全作品に渡るネタバレになる可能性があります。
未プレイの方などはご注意ください。

目次

真っ白な部屋で目覚める

ベッドとチェスト、カレンダー。
トイレ、洗面台、朝食の乗った小さなテーブル。
箱、机とPC、謎の戸棚みたいなもの。
時計、窓、そしてドア。
すべて色がない。

病院の個室よりは生活に必要なものは揃っているが
ここからは出られない。

一日の行動は全て管理されている。

朝食を食べ、顔を洗い、診察を受け、昼食はなし。
PCで記憶トレーニングを受け、終わったら夕食。
箱の中に今日の娯楽のネタが入っているので
それが終わったら就寝。

カレンダーの日付を見ると、7日間でここから出ることができるようだ。

1日目

患者はロバート・ヒル。

今日の日付は1972年8月14日。
状態は「混乱状態」と書かれている。

ボタンを押すと医師?看護師?が部屋まで来てくれる。
「あなたは事故にあったんです」と言い
名前と日付を尋ねられる。

診察はこれだけで終わる。

昼食はもらえないので
記憶トレーニングを始める。

記憶力というよりかはIQテストの簡易版のような感じである。
終わるとドアが開いて
自動でカートに乗った夕食が運ばれてくる。

食後は娯楽の時間だが、
わくわくして箱を開けるとダンベルが入っているだけ。
・・・正直がっかりである。

ロバートは楽しいらしいのでよしとする。
終わったら就寝。

ベッドに入ると夢(回想シーン)「別離」に切り替わる。
過去のことは部屋とは違い、色がついている。
彼女との別れ話の回想である。
行きつけのカフェ、オウルネストで彼女と待ち合わせているらしい。

このシーンで彼女の名前は出ないが
この女性がウィリアムの転生した「ローラ・ヴァンダーブーム」である。
【Case23】で殺されていた女性。

彼女は遅れてきて、目も合わせず

「あなたとはもう会わないほうがいいと思う」

「しばらくの間どこかに行こうと思うの」

何も言えず、手も触れさせてもらえず
そのまま別れた。

2日目

デスクの上に箱が追加された。

ロバートの状態は「睡眠不足」。

診察では年齢とお気に入りのカフェの名前、職場、夕食のメニューを訊かれる。
娯楽は卓球。
といってもひとりだからとても寂しい。

夢は「鳥の餌」
職場のシーン。
車に乗って職場へ向かうが既に時間に遅れている。

途中物乞いのおばあさんにコインを渡す。

職場で鳥の餌を作るが
押してはいけない緊急ボタンを押してしまい
クビになってしまう。

ロッカーの私物を箱に片付けるが
その際彼女と一緒に撮った写真が出てくる。
得も言われぬ寂しさがこみ上げるシーンである。

その写真だが、ロバートは笑っているが
ローラはまったく笑っていない。
・・・何かありそうである。

2日目のアチーブメントの窓から覗いている人物。
この人はこの施設のトップ、院長と思われるが
Mr.オウルだと思っている。

3日目

ひげが生え、植木鉢が追加される。
状態は「不安定」となっている。

植木鉢の脇に名刺が置いてあり
「THE WHITE DOOR  MENTAL HEALTH AND FISHING」
と書いてある。
裏面には電話番号。

朝食のドーナツのところにねずみがいて
ずっと追いかけていくとドーナツを食べられてしまうが
ネズミは倒れてしまう。

ドーナツに何かの薬物が盛られている。
おそろしすぎるだろう。

前日の夢で登場した私物の箱が開けられるようになった。
これは色がついている。

中には鳥の餌、レコーダー、地図、写真が入っている。
診察は鳥の餌の材料、職場の住所、カフェの住所、
緊急コード(レコーダを聞くとわかる)を訊かれる。
娯楽はドミノ。

夢は「ローラ」。
彼女も仕事もなくなって
午後まで寝てテレビを見ていると
彼女が殺されたというニュースを見る。

テレビ画面に「起きろ」というメッセージが出て
目を覚ますのだが、
なぜか体はチューブにつながれていて
まるで手術中か何かのようになっている。

数人の医者が立っていて、また寝かされてしまう。

またテレビ画面の続きになっていて
クラブの場面と彼女の殺人現場が映る。

彼女が死んだことに涙していると
女性が訪ねてくる。

彼女はThe White Doorのサラだ。
毎日診察に現れるのもサラである。

植木鉢と名刺を渡されアンケートに答えろと言われる。
アンケートの回答は適当にチェックを入れてもいいと思う。

そもそもサラはどうしてロバートのもとへ来たのだろう。
ロバートの元恋人が死んだことをなぜ知っているのだろう。

ロバートはMr.オウルの監視下に置かれていると見て間違いない。

この手術中のようなシーンは
ロバートの記憶を抜き出す処置をしているところ。
そして手術中の時計は8時を指している。

朝食のドーナツを食べなかったので、
丸一日ほど眠らせて処置をしたかったのに
途中で目が覚めてしまった。

いつものように数時間で目覚めたように思わせたかったのに
うまくいかなかったわけだ。

4日目

顔に何かの跡がついている。
前夜の手術の痕跡だろう。

窓の横に四角い額縁が追加された。

状態は「反抗的」となっている。

ロバートが疑念を持ち始めたのがスタッフにバレている。
はやり記憶を見られたのだろう。

チェストにロバートのカルテが入っている。
彼女の死亡記事とアンケートも入っている。

箱の中身は没収されている。
朝食はまたドーナツ。

このロバートのカルテの誕生日の下の日付はなんだろうか?

1970年6月12日。

現在は1972年だ。

これまでのシリーズの中でも1970年という年は
特に登場していない。
ロバートの監視を始めた日とかそういう類のものだろうか?
この謎も持ち越しになりそうだ。

診察ではロバートの患者番号とローラの亡くなった日を訊かれる。
最後にここに滞在していたいか、と尋ねてくる。

どれを選んでも
「忘れないでください 私はあなたを助けているんです」と言う。
「私達」ではなく「私」だ。

エンディングを見ると、サラの「私は」という言葉に深い意味があると分かる。
サラに関してはまたのちほど。

夕食はブラッディマリーだけ。
お腹が空いて死んでしまいますよ。

娯楽の箱には図面のようなものが入っている。

そこに書いてある通り、まず1番、トイレを壊してみると
アラームが響き渡り、サラとは違うスタッフがロバートを叱りに来る。

その後も指示通りにやってみると
さらにスタッフがやってきて、警告していくが
スタッフIDを落としていく。

主任でジム・グラントという名前だ。
この人のIDを使ってPCにアクセスすると、
ハリー・リーというスタッフ宛のメッセージを見ることができる。

メッセージから読み取ると
主任のジム・グラントは1969/12/26にここに来たようだ。
この施設の開設はこの頃かもしれない。

彼のIDのメッセージには

「12/08/1972 ヒル氏は最も重要な患者です。
彼の記憶はこの組織にとって非常に価値のあるものです。院長」

「15/08/1972 ヒル氏の記憶をつなぎ合わせて
彼が目を覚まさないようにしてください。 院長」

「17/08/1972 昨夜起こったことは耳に入ってます。
幸運なことに記憶は堕落しませんでした。
夢を見ている間に患者が目を覚ますと
手術が台無しになってしまう可能性があります。
次回の手術は滞りなく運ぶように慎重に進めてください。 院長」

というメッセージが入っている。

ロバートの1日目の日付は8月14日。
(日付捏造説もあるが、初日から捏造は無いかと)

1日目が朝からなので前日から来ていたとしても13日だ。

最初のロバートに関するメッセージは12日付なので
ロバートがここに来ることは予定されていたことになる。
彼は恋人の死によって
精神的ショックを受けておかしくなり
街を彷徨って倒れ、あの名刺の番号を思い出し
助けを求めて電話した、などというものではないのだ。

すべてMr.オウルによって彼の思惑通りに進められている。

ローラに関する記憶を回収するために、
ロバートはこの施設に来るように仕向けられていたのだ。

「堕落」というのは
【The Mill】で記憶を抽出する際に失敗すると
魂が堕落する可能性があるという解説があり、
実際に死亡したローラから記憶を抽出した際に
黒い影のような「堕落した魂」になる様子が描かれている。

院長はロバートを完全に手元に置いておきたいようだ。
ロバートの持つローラの記憶が重要だと書いている。

4日目のアチーブメントで
PCの名前の一番下、「O.」という人物のパスワードに「FATE」と入力すると
「17/08/1972 スタッフの中に不審な行動をとっている者がいる」という
Hoornからのメッセージを見ることができる。

ARGではHoornも重要な仕事を任されていることが読み取れる。
彼についてものちほど。

サラは組織の意図していることとは別の行動をとっているとチクられている。
他にもサラからのメッセージで

「17/08/1972 ヒル氏を助けたいので夢の中に入る許可をください」

というものもある。

この「O.」という人物は院長であるMr.オウルのことだと思われる。
とすると、院長はサラが「意図しない行動」をとる可能性があることを
知っていたことになる。

サラについて

サラパートのエンディングでは、
サラはロバートの中のローラに関する記憶をすべて消してしまいます。

指示通りに戸棚に暗号を入れて画面を表示させる。

ローラのアップとロバートの顔が重なっている画像。

院長とロバートのアパートの画像。

オウルネストとロバートの泣き顔。

拳銃と窓。

最後に黒い影。

見終わるとアラームが鳴り、またグラントがやってくる。
とうとうキレてしまったらしく鎮静剤を打たれて
ロバートは倒れてしまう。

この指示を娯楽の箱に入れたのは
おそらくサラではないかと思う。

自分が何をされているのか分からせようとしたのだろうか?
それとも脱出させたかったのか。

しかし結果的に脱出に失敗していることから
彼女の本当の意図は不明だ。
アラームが鳴ることは予想できたと思うが。
うまく脱出できた可能性もあったのだろうか。

それともあの懲罰房に入れられることが必要だった、ということだろうか?
私はサラがロバートを逃がそうとしたように思う。

この日の夢は「湖の女性」
劇場のバーでブラッディマリーを注文する。
ここのバーテンダーはMr.クロウだ。

バーテンダーに「なにか気にかかってることがあるんですか」
と言われ、財布からローラの写真を取り出す。

「あなたも知っている通り、長いこと調子がよくないので
湖に滞在することにする。」という感じのことが書かれている。
全文は【 Theatre】で読むことができる。

写真は月夜に目を閉じたローラが桜のような木の前で立っている写真。

バーテンダーは

「男っていうのはいつも女に振り回される生き物なんでしょうなあ」

「解決策があります でも無料ではありません」

と言ってお金と引き換えに拳銃を渡してくる。

「やるべき事は分かってますね ヒルさん」

ロバートは躊躇する。

舞台の幕が開いて女性が歌い始める。

そして頭を撃ち抜く。

4日目の夢のパートのアチーブメントでは
酒を飲むロバートの隣のデール警部が、
彼は「心配するな 彼女を必ず見つける」と言う。

【Case 23】で描かれた、男が逮捕されているシーンにつながる。
ロバートはローラ殺害の容疑者として一度は逮捕されたわけだ。

5日目

いつもと違う部屋で目が覚める。

ベッドとドア、額縁、暗号を入れる窓みたいな四角。
ドアの覗き窓を開けると、どアップのスタッフがいる。

近い近い。びっくりするよ。

「あなたは度を越えた行動をとった
新しい部屋を楽しみなさい

正気を失わないようにね」

懲罰房で反省しろということか。

暗号を入れギミックを解いていくと
カプセルから黒い影が出てくる。
「FACE YOUR DARK SOUL」と言われ
差し出された手を合わせると、
ロバートの体は倒れ
黒い影になってしまう。

夢は「迷子の魂」。
ここから完全に精神世界に入ってしまう。

頭をぶち抜いたんだから当然とも思うが
ロバートはちゃんと生きている。

車で走っていると「CLUB LOST SOUL」の前に着く。
クラブの中にはどこかでみたような人や
動物の面をかぶった人たち。

ここで、5日目のアチーブメント。

クラブに向かう際にパトカーと並走したまま到着すると、
クラブの中で警官の姿を見るようになる。
これを全部クリックすると
ロバートが警官に見覚えがあることを思い出す。
ここでも【Case 23】で逮捕されたときのことを思い出す。

このクラブのDJも実はMr.オウルなのでは。
スキンヘッドだし。

鹿頭の男に頭に穴が開いてると言われて
ロバートは全てを失ったことに気づく。
そして彼の魂は「堕落した魂」へと変化していく。

そしてローラがいることに気づく。
彼女は逆さまになって浮き上がり
「もう一度全てが始まった場所に戻れたらいいのに」
と言って上空へと飛び去った。

全てが始まった場所とはどこなのか。
2人が出会った場所か、それとも・・・?

これは【Case 23】でローラの遺体が
逆さまになって消えたことに重なっていると思われる。

6日目

ロバートは黒いが、部屋はいつもの部屋だ。

状態は「堕落」。

スピーカーが追加されている。
スピーカーは色がついている。

チェストにコインの入った箱、
この施設に入所する同意書(署名していない)。

フレームにローラの写真が。

このコインは出勤途中に物乞いのおばあさんに渡したものだ。

変な色のドーナツには虫がたかっているが、
ロバートは気にもせず食べてしまう。
飲み干した黒い液体のカップの底に何かある。

診察に現れたサラは防護服を着ている。
質問はまたIQテストのようなもの。

夕食のメニューを訊かれるが
ここで卵を選ぶとアチーブメントが取れる。
卵からカラスが出てきて、クリックすると窓の方に逃げる。

窓から見える星を全部クリックして消し
更に月をクリックすると
鉄格子のついた窓の中に堕落した魂がいるのが見える。

一度逮捕された時に堕落した魂になったことへの暗喩か。

夕食に肉を頼むと
皿に輪切りになった小さなロバートが出てくる。
肉体と精神の一体化?

怖いことこの上ない。

記憶テストでは
カップの底にいた黒い小さな人を追いかけることになる。
執拗に追いかけていくとコインを持ち上げているのを発見。

そのまま持ち上げて落とすと、つぶれていなくなる。

娯楽の箱を開けると
この部屋の精巧なミニチュアが入っている。
これは現実とリンクしていて、
ミニチュアの方のテーブルの下から出てきた人物が
娯楽の箱をのぞき込むと
ロバートの部屋に大きな影がおちる。

ミニチュアの人物が寝るとロバートも寝ることになる。

夢は「The White Door」。
ロバートは通りで倒れている。
頭の穴はなくなっている。

物乞いのおばあさんが「誰かに電話しなさいな」と
コインをくれた。

公衆電話に向かって歩く。
電話ボックスの上にはカラスがいる。
ここで「The White Door」に電話する。

すぐに迎えが来て施設の入口の前で止まる。
院長が出迎えてくれて、テーブルの上の壁には
「Rusty Lake Hotel」の風景画が飾られている。

「我々の施設へようこそ
あなたは正しい選択をしました
我々が望んでいるのは
あなたが失った記憶を取り戻し
人生に彩りを取り戻す手助けをすることです」

院長はそう言って入所同意書を差し出す。

サインが終わると
見覚えがあるものを右に動かすというテストを受ける。

全部見覚えがあるので右へドラッグする。

終わったら廊下へ出される。
ドアが並ぶ廊下を進むのだが
ここでアチーブメント。
ここまでカラスを全部クリックしていると
星印のついたドアが開いて
Mr.クロウが立っているのを見ることができる。

ここでサラを紹介される。

7日目

ロバートはドアを開けて入室する。

精神の方は部屋に戻っていたが
体の方は隔離室に残されたままだったのだろうか。
色のついた服を着ている。

状態は「夢見状態」。

ベッドには黒い影が寝ている。

朝食を食べるとその部分に色がつく。
ギミックをクリアするたびに色が戻っていく。
窓の色が戻ると
ベンチに足を組んだ人物が座っているのが見える。

これはかつてのローラではないのか。

鳥をクリックすると、ベンチの人影に歩み寄る人物が出てくる。
するとベッドの影が立ち上がる。

そしてロバートは影とひとつになる。

夢は「鳥」。
公園を歩いていてローラと初めて出会った時の夢。

彼女はベンチで鳥を描いていた。
鳥はいなくなってしまうのだが
ローラのスケッチブックには「Rose」という署名がある。

このローズという人物がローラの育ての親である。

ロバート「残念だけどいなくなってしまった」

彼女は俺を見つめた。

ローラ「いいえ 全てあなたの頭の中で起こっているだけ」

彼女は目を閉じた。

というやり取りがあってエンドだ。

頭を撃ち抜いたのに生きていることも
頭の中だけで起こったことだから、なのだろうか。

だとしたらロバートが
ラスティレイクに縁の深い劇場に来たことも
現実ではないのだろうか?
そこでデールに会ったことも?

このあたりはいくら考えても今のところは
分からない。

そしてこれはおそらくMr.オウルの思惑通りのエンドだ。
自身の「Dark Soul」と向き合って
気持ちの整理ができた、といったところだろうか。

今回はそうじゃないエンドも用意されている。

サラ視点でプレイ

クリアすると解放されるサラ視点ステージ。

ロバートは堕落した状態でベッドに寝ている。

PCから自分のIDにログインしてメッセージを見る。

「17/08/1972
サラ、患者が眠っている間に
全ての物質を繋げることで記憶を回収することができます。
私の許可なしに患者の夢の中に入らないように。 院長」

「17/08/1972
サラ、ヒル氏の記憶を慎重に取り扱ってください。
特にあの女性の記憶には特別な興味があります。
ヒル氏から彼女の記憶を取り除かないように。
ヒルの精神が使い物にならなくなります。 院長」

「精神が使い物にならなくなる」
とはどういう意味なのだろう。

Mr.オウルはロバートの記憶のみに固執しており、
ロバートがどうなろうが構わないようだ。
一方サラはロバートが健全に暮らしていけるように、
それだけを願っているようだ。

上でも述べたが、最後サラはローラに関する記憶を
ロバートから完全に消し去ってしまう。

前回はローラと初めて会った時の回想だったが
今回は誰もいないベンチを通り過ぎ
白いドアに入る。

色のついた部屋で
ロバートの背中にそっと手を添えるサラの画像でエンド。

ロバートは思い悩む対象が無くなり元気になった、という感じだろう。

サラはMr.オウル側でありながら
それでもロバートを助けたかった。
サラが何者なのかは今はまだ情報がない。

The White Door ARG

これはゲーム内に出てきた電話番号に
電話することから始まるARG(代替現実ゲーム)だ。

電話して案内されるウェブサイト・Youtebeなどからヒントを発見し
最後にサラ視点ステージに暗号を入力する。
アンケートに答えたりなどもしなければならないため
英語ができない私には希望がなかったので
クリア動画や攻略サイトにお世話になった。

一応ヒントに用意された動画なども見てみたが
さっぱり分からなかった。
まずT.Hoornでログインするところから
すでにつまづいた。

T.HoornのIDには

「16/02/1972ホーンさん、「The White Door」地下病棟の
警備の処理をお願いします」

「17/02/1972 ホーンさん、次のメッセージで
地下病棟へのアクセスを許可します。
そこのすべての患者は我々の施設にとって
非常に重要です。
細心の注意を払って対処してください。
お願いします 院長」

という怪しすぎるメッセージがある。

朝食が乗っているテーブルが地下への入口。
下りると「脱出」という文字がでる。
右へ行くとたくさんのドアがありアルファベットがふってある。

ドアの小窓を開けると顔が確認できる。

ここでまたThe White Doorのウェブサイトに戻って
ひとりひとりのドアを開けるコードのヒントを探すことになる。

正直もう私はギブアップである。
本当によくできたゲームだと思う。
これが日本語だったらまだ・・・行けたような気がしないでもない。

ロバートのカルテも見てみたが
国籍は不明だった。
患者IDの末尾のアルファベットで国を表しているようだが
RLって何なんだろう。
そんな国はなかった。

「FULL ADRESS」の欄もUnknownだった。
国籍、状態など伏字が多すぎる。

しかし「Cube locator」でニューヨークの点をクリックすると
ロバートの情報が出てきた。
ニューヨークに住んでいるのだろうか?

ご丁寧に発見者の名前まで書いてある。
ルーシーということだが
Mr.オウルの手下か何かだろうか。

監禁されている人たちは
みんな国籍も年齢もバラバラ。
いったい何の記憶のためにこんなことをされているのかは
全く分からない。

全員のドアを開けることができたら
右側のエレベーターから皆で外へ脱出する。
こちらではロバートはそのままほったらかしだ。

全員のドアを開けてから上に戻って
ローラの記憶を消してみたが
誰もいないベンチのエンドになり、特に何もなかった。
両方を救うというのは出来ないようだ。

いまひとつMr.オウルが地下病棟の人たちを
どう「処理」しようとしているのかは
分からなかったが、
ともかく何か大きな陰謀めいたものがあるのは間違いない。

Mr.オウルは「完全な不老不死の薬」を作ろうとしているのは
分かっているので
それに関連する記憶が
監禁されている人にあるのだと思う。

全員がローラの記憶を持っている、というのも
無いことはないだろうが・・・。

さらに詳しい情報はまた次回作を待たなければならないだろう。

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