ついにすべての考察をやりきりました。現時点での主要人物のまとめをしたいと思います。
今回はロバート、ローラ、Mr.アウルの考察です。
この物語はまだまだ続いていくのでしょう。次回作がいつ発表されるか分かりませんが、その時にまたここを読み返せば思い出すはずです。
このシリーズのすべてのネタバレが満載になります!未プレイの方、見たくない方はご注意ください。
ロバート・ヒル
【The White Door】のアチーブメントについて
アチーブメントを見ると前作とのつながりが少しわかるようになっている。
1日目
記憶トレーニングで「多分」を選ぶ。回想でローラの左の窓をクリックすると【Theatre】の歌手が表示される。
2日目
窓のスクリーンを開けると所長が覗いている。この所長ってもしかしてMr.アウルなのでは?ハゲてるし、感じも似ている。
違う番号で会社に入るとハーヴィーが鳥かごに入っている。ハーヴィーは「ジョンソン!」と言う。
3日目
植木鉢に虫がいるが、ねずみがドーナツを食べて倒れるまで追って行って再度植木鉢に行くと、蛾になっている。
ロバートのマンションの前にホワイトドアの車が通るのでクリックすると人が降りる。
テレビ画面をクリックしていくと電話番号が出る。この電話番号はかけてみるとちゃんとつながる。
この番号はARG(代替現実ゲーム)の案内用の番号だが、私は英語ができないからきっとかけても何が何だか分からないだろう。ここでアナウンスされるウェブサイトをみて、Youtubeを見てARGを進めていくことになる。
4日目
PCに「FATE」と入力、「不審な行動」を選ぶ。スタッフの中(おそらくサラ)に不審な行動をしている者がいるという文章を読むことができる。
ロバートがバーで銃を渡される場面で隣にデールが現れる。デールは「心配するな、彼女を必ず見つけるから」と言う。
5日目
「CUBE」と入力すると窓が開いて中に黒いキューブが入っている。持ち上げると堕落した魂が見える。
パトカーと並走して一緒にクラブに着く。クラブの中で警官をクリックすると警官に見覚えがあることを思い出す。
【Case23】で容疑者として逮捕されたときのことが描かれる。ここではデールは妙に冷静に警官が首を吊るされるのを見ている。「きみの記憶が必要なんだ」とデールが言う。
6日目
夕食に卵を注文する。卵を割るとカラスが出てくる。窓の方へ逃げるので、星をクリックして全部消す。その後月をクリックすると鉄格子のついた窓の中に堕落した魂がいるのが見える。
カラスをクリックしていくと廊下のドアに星印があるドアが出現。開けるとMr.クロウがいる。
7日目
IDの写真をクリックすると色がつく。木をクリックしていくと鳥が飛んでいき枝にハーヴィーが止まっている。
ロバートについてのまとめ
1931年7月6日生まれ。
前作からのつながりでロバートがローラ殺害犯ではなかったことが分かった。(それすらもデールの頭の中だけの出来事かもしれない)
ロバートは散歩をしていてローラと出会い交際していた。しかしローラは体の調子が悪くなって(精神に不調をきたし)ロバートと別れラスティ湖の実家に帰った。仕事も失い部屋でごろごろしているとローラが殺されたというニュースを見た。
1971年10月12日にローラの遺体発見。(1964年、ローラはラスティ湖の屋敷に住んでいるらしい)
1971年に【Theatre】のバーで飲んでいて、頭を撃ちぬいてしまう。その後、このバーでデールと会った。
デールの【Theatre】のバーでの体験はデールにとっては2度目だ。Mr.アウルによって都合よく過去を上書きされようとしているのだから。
おそらくだが、最初はここでロバートを逮捕したのではないか。しかし、それにしてはセリフが合わない。
今から逮捕する人間にそんなことを言うだろうか。しかも遺体が消えた情報を共有しているかのようなそぶりだ。
ロバートが消えるときの「君の記憶が必要なんだ」というのも何だかおかしい。
この時のデールは「記憶のキューブ」のことは何も知らないはずなのに。これもあくまでロバート視点、彼の頭の中だけの出来事なのだろうか。
【Theatre】ではロバートの頭にはすでに穴が開いている。穴が開いてからの記憶はロバートにはない。気が付けばクラブでローラに会っていた。これはロバートの妄想でじつは拘束されて堕落した魂(黒い影)になってしまっていたのだろう。
その後1972年8月14日にThe White Doorに収容される。所長(Mr.オアウル?)はロバートの記憶に用があるらしいが、サラはそれらをすべて消去してしまう。その結果、ロバートはうつ状態から回復して元気になる。
Mr.アウルはデールを湖の支配者の後継にするべく記憶(キューブ)を集めているが、そうなるとMr.アウルにとっては困ったことになるだろう。そもそもThe White Doorという施設も、ロバートのローラに関しての記憶の抽出のためだけに作ったものなのではないだろうか。
地下で監禁されていた人たちは何のためのものなのかは不明だが、それも必要な記憶を持っているとかで監禁されているのではないか。
サラがロバートにそこまで肩入れする理由も不明だが、単純に苦しんでいる人を助けたいだけかもしれない。もし続編があるならサラについてもう少し分かることもありそうだ。
ローラについて
ローラ・ヴァンダーブーム。正確な誕生日は不明だが1935年の春とされている。
ローズ・ヴァンダーブームによって育てられる。このラスティレイクの物語の最初のヴァンダーブームであるウィリアム・ヴァンダーブームが儀式によって転生し、誕生したのがローラである。
死亡したのは1971年10月12日。ローラを殺したのはデールの堕落した魂だった。
しかもローラの死はMr.アウルの目的である「完全な不老不死の薬の製造」「デールを湖の支配者の後継者にする」
ために必要だった。「私たちの一人は死に、一人は悟りを開きます」(【Paradox】より)とローラがいうようにそれは最初から決まっていたことらしい。
【Seasons】では主人公であるローラが自身が殺された10年後に行って過去を変えるという場面がある。そして【Pradox】ではちょっと年を取ったローラが登場する。
ローラが死んでいるのは1971年の10月だけで、パラレルワールドのように他の時間軸(世界線?)では死んでいないのではないだろうか。(考察しながらだいぶ訳が分からなくなってきた💦)
なぜローラが死ぬことになっているのかも不明だ。
転生した魂だから特別なのだろうか。ウィリアムは不老不死化に失敗して死に(肉体を失い?)黒い影として表現される「堕落した魂」になった。そしてローズに助けられて儀式によってローラという女性に転生した。
Mr.アウルはデールの記憶の書き換えとローラの死によって取り出される記憶によって完全な不老不死の薬を作ろうとしているらしい。
Mr.アウルについてわかっていること
彼は全編にわたってこの物語を支配している。姿を見せる時もあれば見せない時もあるが、じつはこの物語の主人公はこのMr.アウルなのでは?
彼に関しての記述は少し長くなるが、ここを理解しているのとしていないのではこの物語を理解するうえでまったく視点が異なってくるのでぜひ読んでいただきたい。
ローラも、デールも、ロバートも、Mr.クロウもすべてはMr.アウルの手の中の駒でしかないのだ。
【Paradise】1796年
エイランダー家の長男ジェイコブとして生まれる。1796年、母親のキャロラインの訃報を受けパラダイス島に戻る。
そこで儀式により不老不死?のアウル、「ラスティ湖の支配者」となる。完全な不老不死ではないらしい。(だって禿げてるし明らかに老化は進行している)
【Hotel】1893年
ラスティレイクホテルで5人の宿泊客を殺害。自身では手を下さず、オウムの半獣人であるハーヴィーに命じる。
その際一日一人ずつ殺してその肉を他の宿泊客に食べさせている。
宿泊客は【Paradise】の登場人物である家族に似ている。推測ではあるが、母親が焚刑にされたために復讐していると思われる。なぜかホテルには人間がいない、獣人ばかり。
1894年
殺害された宿泊客は「堕落した魂」となって監禁されていたがガラスが割れ逃亡。その際、殺害した張本人であるハーヴィーを襲い彼は完全な鳥の姿となってホテルから逃亡する。
【Case23】1971年
ローラの遺体を水車小屋に空間転移させる。
【The Mill】1971年
Mr.クロウに記憶のキューブを取り出すように指示。同時にデールを自身の後継者にすると宣言している。
【Theatre】1971年
劇場でショーに出演(記憶改変前)。
デールの記憶を改変。記憶改変前はここでデールがロバートを逮捕したと予想。改変後はロバートを逮捕せずキューブを入手するのみ。
【Birthday】1972年
デールを勝手に礼拝堂や釣り小屋に転移させる。デールの9歳の誕生日の記憶を改変させる。人の記憶の改変に関しては1972年に取り掛かっている。
【The White Door】1972年
ロバートを「The White Door」という施設に隔離しローラの記憶を抜き出そうとする。サラ・ホワイトというスタッフに阻止される。
Mr.アウルは登場していないが、施設の所長(同じハゲだし)がじつはMr.アウルなのではないかと推測。1972年にしてはものすごいテクノロジーを持っている。
【The Cave】1972年冬
キューブを集めに湖の底に行ったらしいがホースに穴が空いて何故か死にかける。代わりにMr.クロウを行かせる。デールの過去を上書きし自身の後継者に仕立て上げ、完全版不老不死の薬を作ろうとしていることがここで明らかになる。
【Seasons】
主人公はローラだが、他の時間軸を移動することからここでもMr.アウルが関与していることは確実であると思われる。(ローラ自身にそういった力がある場合を除けば。何しろ彼女は生い立ちからして普通ではないので。)
ウィリアムはそもそも記憶も残ってないのに転生してなにを得ようとしていたのだろう?転生した結果、あまり幸せな人生ではない感じだったし若くして死んでしまったし。彼はもう一度転生できるのだろうか?
【Paradox】
年代は不明。デールをラスティ湖の支配者として自らの後継者にすべく、変な部屋に閉じ込めてキューブを探させる。
Mr.アウルはなぜヴァンダーブーム家に関わってきたのだろうか。不老不死の薬のためにウィリアムの転生であるローラがなにか重要なカギになるということなのだろうが。
しかしローラの記憶には不老不死の薬に関する記憶はないしそれが知りたいならMr.クロウに聞けばいい、一緒に作ったのだから。この謎はいつか解明されないと私が永遠に煩悶することになる。近いうちにヒントを出してもらいたい。
長くなったのでとりあえずこの3人だけで終わります。デールその他の人物は次でやります。
それではまた。
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