今回は2022年12月26日に「SOUNSPEATS」から発売された、スティック型のカナル型イヤホン「Capsule3 Pro」をご提供いただきましたのでご紹介します。
- ハイレゾ(LDACコーデック対応)
- アクティブノイズキャンセリング
- ゲームモード
- ENCノイズキャンセリング
- 最長52時間再生(イヤホン単体最大8時間)
- 12mmバイオセルロース製ダイナミックドライバー
Capsule3 Proはこれだけの機能を詰め込んだとてもコスパの良いイヤホンです。「VGP2023」受賞の機能性を体験してみました!
SOUNDPEATSについて
SOUNDPEATSは2010年に立ち上げたイヤホン専門ブランドです。アーバンスポーツオーディオ機器を専門とする会社で、つけ心地、上質な音、低価格にこだわった製品を提供しています。
「SOUNDPEATS」のHPはこちらから→https://jp.soundpeats.com/
お得に買えるクーポンコードあります
Capsule3 Proのスペック
本体寸法(L*W*H) | 50.07*67.31*25.9mm(ケース込み) |
重さ | 約5g(イヤホン/片側) 約48g(充電ケース+イヤホン両側) |
防水規格 | IPX4 |
バッテリー容量 | 500mAh(ケース) 35mAh*2(イヤホン) |
最大再生時間 | 約8時間・ケース併用約52時間 |
イヤホン本体充電時間 | 約1時間 |
充電ポート | USB Type C |
Bluetoothバージョン | 5.2 |
対応プロファイル | HSP,HFP,A2DP,AVRCP |
対応コーデック | AAC,SBC,LDAC |
通信範囲 | 10M |
イヤーピース | S・M・Lの3種類付属 |
USB-C充電ケーブル付属 |
前回レビューしたインナーイヤー型の「Air3 Deluxe HS」は片方4g、ケース+イヤホンで36gでした。Capsule3 Proは少しだけ重いですね。
Capsule3 Proの外観
箱と充電ケースの裏側です。
充電ケースのプレートがちょっと高級感あっていい感じです。下側にUSBポートがあり、type-Cで充電できます。そのすぐ横にペアリングのボタンがついてます。
今回のケースはペアリングのボタンがフラットで目立たない仕様になっています。
フタを開けるとこんな感じでイヤホンが入ってます。(立たないので虚無猫ちゃんに支えてもらってます)
イヤホンはピンクゴールドの装飾がついててなかなかの高級感。タッチパネルにもなってます。
付属品はこちら。替えのイヤーピース、説明書とアプリの案内、充電用ケーブル。イヤーピースはL、M、Sの三種類です。
はなりんの耳の穴はとても小さいのでCapsule3 Proに付属のSサイズでは無理です。今回は事前に替えのイヤーピースSSサイズを2種類買っておきました。
あまり深く考えず選びましたが、はなりんにはJVCの方がちょうどよかったです。SONYよりもJVCのほうが小さいですね。
イヤーピースを外すとこんな感じです。
SONYのSSサイズはちょっと大きかったので、JVCのXSサイズと交換しました。左側は付属のMサイズ、右側がJVCのXSサイズ。
Capsule3 Pro付属のイヤーピースはしっかりしていて、とてもつけやすい素材でした。大きささえ合えばいいものだと思います。イヤーピースの交換のときは、折り返しの外側を写真のように捲ってから入れるとハマりやすいです。
Capsule3 Proのハイレゾ音源・LDACコーデック
LDACとは、Bluetoothで音声の伝送に用いられる圧縮符号化方式(コーデック)の一つ。ソニーが開発したもので、ハイレゾ音源を高品質なままワイヤレスで再生することができるとされる。
IT用語辞典 e-Wordsより
LDAC(エルダック)を体感するためには、
- LDACに対応したイヤホン、ヘッドホン、スピーカーなど
- LDACに対応したAndroidなどのデバイス
- ハイレゾ音源対応の音楽配信サイトでダウンロードした音源
この3点が必要になります。我が家にはAndroidがないのでアウトです…。
対応しているコーデック
Capsule3 Proは前述したLDAC、その他にAAC、SBCに対応しています。
Capsule3 Proの連続再生時間
Capsule3 Proはケースの充電と合わせると最長52時間も再生できます。イヤホン単体でも最大8時間!私の持っているイヤホンの中では最長です。途中で充電が切れるとがっかり…ってこともありますので、やっぱり長ければ長いほどいいですよね。
Capsule3 Proのノイズキャンセリング機能
ANC(アクティブノイズキャンセリング)
Capsule3 Proにはゲームモードにも対応したANCを搭載しています。左のイヤホンのタッチボタンを1.5秒ロングタップすることで、「ANCモード」→「ノーマルモード」→「ヒアスルーモード」と切り替えることができます。周囲の音が聞こえないと困る場合でも安心です。
Capsule3 Proでは-43dbのノイズキャンセリング深度があり、数値が大きくなるほどいわゆる高性能ということになります。Airpods Proでも-40dbですので、お値段のわりにがんばっていると思います!
ANCモードにするとエアコンの音や空気清浄機の音などがなくなり、シーンとしたなかで音楽だけが聞こえます。人の声やYouTubeで再生している動画の音などは遠くの方で小さく聞こえる感じです。
低遅延ゲームモードと一緒につかうと、雑音がなくなりさらにゲームに没頭することができます!私はANC初体験だったのですが、この機能がついているお陰でゲームの時はCapsule3Proばかりつかうようになりました。
ENCノイズキャンセリング
通話中の環境音(風の音や街の喧騒など)を低減して声を聴きとりやすくしてくれます。風の強い日は聞き取りにくいことも多いので心強いです。
12mmバイオセルロース製ダイナミックドライバー
Capsule3 ProにはSOUNDPEATS専用設計の「12mmバイオセルロース製ダイナミックドライバー」と、独自開発の「バイオセルロース振動板」を使用しています。広がりのあるナチュラルな音質で細やかな音や響きを感じることができるとのこと。
LDACと合わせて20~40kHzという広い再生域で、原音を自然に再生できます。
Capsule3 Proの音質
はなりんはあまり音質にこだわりはないのですが、このお値段でこの音質がだせるのなら素晴らしいと感じました。
高級イヤホンでも、充電がだめになれば「買い換え」ということになります。ある意味「使い捨て」感のあるものなので、できるだけ安いもので音質が良いもののほうが…と思っています。
Capsule3 Proの装着感
耳の穴周りのくぼみ(名前がわからないのでなんと言ったらいいか)にイヤホンが入らないことが多いので正直心配でした。
でもイヤホン自体が小さめなので、耳にすっぽりと入ってくれました。
右耳はちょっと耳たぶの上のでっぱりにあたる感じがして違和感がありましたが、数日で慣れましたね。
Capsule3 Proの操作方法
再生/一時停止 | タッチボタンを素早く2回タッチ |
音量調節 | 上げる場合は右、下げる場合は左のタッチボタンを1回タッチ |
次の曲へ | 右側のイヤホンのタッチボタンを1.5秒ロングタップ |
電話を受ける/切る | イヤホンのタッチボタンを素早く2回タッチ |
着信拒否 | 着信中、イヤホンのタッチボタンを1.5秒ロングタップ |
通話切替 | 通話中、イヤホンのタッチボタンを2秒ロングタップ |
ペアリングモード | 充電ケースのボタンを3秒ロングタップ |
ゲームモード切替 | 左側のイヤホンのタッチボタンを素早く3回タップ |
ノイズキャンセル/ ヒアスルー/ ノーマルモードの切替 | 左側のイヤホンのタッチボタンを1.5秒ロングタップ |
Capsule3 Proはコスパいい?
SOUNDPARTSのイヤホンは「VGP」というシールが貼ってあるものがたくさんあります。どのようなものか調べてみました。
VGPとは
「VGP(ブイジーピー)」は、株式会社音元出版が主催する、オーディオビジュアル機器の総合アワードです。夏と冬、それぞれの商戦期にあわせて、年2回「VGP(ブイ・ジー・ピー)」は、株式会社音元出版が主催する、オーディオビジュアルの総合アワードです。評論家・ジャーナリスト全10名からなる審査員と、家電量販店・専門店から約30社が投票に参加しています。約250ブランドが参加、およそ2,500アイテムがエントリーしており、オーディオビジュアル分野において国内最大級の規模を誇ります。夏と冬、年2回開催されています。
音元出版VGPアワードより
Capsule3 Proワイヤレスイヤホンは「2023VGPライフスタイル分科会金賞」を受賞しています。今まであまり気にしたことはなかったのですが、調べてみると結構信憑性あるっぽいなと。
価格が安くてもこういう賞をとれるということは
コスパもいいってことですよ、ね?
Capsule3 Proの遅延について
はなりんは主にゲームでイヤホンをつかっているので遅延は大嫌いです!!遅延があるかどうかでイヤホンの良し悪しを決めているといっても過言ではないほどです。
今回のCapsule3 Proは「どれと接続しても遅延はありません」でした。ただ私の環境の問題かと思いますが、PCとの接続では音がとんでしまうこともありました。
Capsule3 Proをiphone10Rと接続
「設定」→「Bluetooth」から接続します。遅延もなく良好です!やはりノイズキャンセリングはいい!
Capsule3 ProをPCと接続
はなりんはWindows10をつかっているので「設定」→「Bluetoothとその他のデバイス」で接続します。遅延はないですね。
たまに音とびや雑音がはいることがあったりしましたが、デスクトップPC本体の置き場所を変えたらなくなりました。通信状態がよくない場合はオーディオトランスミッターをつかうと安定します。
オーディオトランスミッターはUSBソケットにさすだけで、自動で接続してくれたり遅延を解消してくれる優れものです。安いものもありますので、ひとつ持っておくと便利かと思います。
はなりんが使用しているのトランスミッターはこちら↓
Capsule3 ProをNintendo Switchと接続
「設定」→「Bluetoothオーディオ」から接続します。
テストとしてモンスターハンターライズをプレイしてみました。遅延もなく、音質も良好、左右の物音の聞き分けもしっかりできます。ANC機能で雑音もなくとても快適に狩りができます。
Capsule3 ProのSwitch接続に関しては残念な点がふたつ。
音量調節はゲームのオプションからするしかありません。音量は個人差も大きいと思いますが、あまり小さいと迫力がなくてのめり込めません。オーディオトランスミッターをつかって接続すると音量が大きくなりました。
ANC機能があることはとても快適ですが、個人的にはNintendo Switchで使用するなら以前レビューした「Air3 Deluxe HS」がいいかもしれません。
Capsule3 ProをPS5と接続
PS5にはイヤホンやヘッドホンのBluetooth接続の機能はありません。やはりPS5での一番おすすめは純正の「PULSE 3Dワイヤレスヘッドセット」です。
専用ワイヤレスアダプターで遅延もなし、3Dオーディオで音質よし!しかしこのヘッドセット、締め付けがきつすぎて1時間が限界です。それに夏場はヘッドホンは暑い!ですので長時間用プレイ用に何かしらのイヤホンは必須になってきます。
つい先日、PS5専用にしようと思って買ったトランスミッターは↓
このトランスミッターで接続する場合「サウンド」→「出力機器」でトランスミッターを選択して接続します。なぜか分かりませんが、最初はかならず「通話モード」になっていて音がおかしくなってます。トランスミッター側のボタンを2回押すことで「通常モード」に切り替わりきれいに音がでます。
これもなぜか分かりませんが、イヤホン側で「通常モード」にすると音がしなくなってしまいます。
Switchと違ってこちらではイヤホンのタッチボタンから音量調節ができます。音質も良好、左右の物音もちゃんとわかります。
Capsule3 Pro総評
Capsule3 Proを3週間ほど毎日使用してみました。はなりんは現在イヤホンを5個持っているのですが、気がつくと【capsule3pro】ばかり手に取ってしまいます。やっぱりノイズキャンセリングがついていて快適なのが大きいですね。
家事動線の都合上、はなりんのPCはリビングにあります。エアコンの音、水槽のポンプの音、空気清浄機の音など、どうしても雑音が入ってきてしまいますから、ノイズキャンセルはとても快適なのです。
NintendoSwitchをプレイするときだけは少し不便も感じてしまいますが、それでもなんとなくこれを選んでます。
クーポン使用でお安くもなりますので、ぜひ手にとってみてください!
【この記事はSOUNDPEATS様から商品の提供を受けて投稿しています】
コメント