【BIOHAZARD VILLAGE】刺繍で見るバイオハザード8の世界&デュークに関する考察(ネタバレ注意)

BIOHAZARD VILLAGE
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はなりんです。

バイオシリーズは昔々バイオ2をプレイして以来
ずっと遠ざかっていました。
ホラーゲーム苦手なんです。
リッカーが恐ろしくてトラウマになりそうでした。

ゲーム実況を見てストーリーは追っていましたが、
自分でプレイするには至らず。
だって怖いから。

しかし!
今回のバイオ8は恐怖が少しマイルドになっているような感じを受けました。
これなら私にもできそう・・・かも、とほぼ20年ぶりに手を出した次第です。

最初は画面酔いがひどくて15分持たなかったので、
小さめのモバイルモニター買いました。
安くてもひとつあると安心です。

そしてプレイしてみると
ルーマニア、ハンガリーあたりのファブリックや
おうちの飾りつけ、家具など出るわ出るわ・・・。

東欧の暮らしと刺繍が大好きな私。
(刺繍の腕前の方はいまひとつです)
行ったことはないのでネットで調べただけの知識になりますが、
これを機会にルーマニア、ハンガリー近辺の文化に興味を持っていただけるとうれしいです。

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いろいろな刺繍

東ヨーロッパの辺境の村という設定のようです。

民家はライカンによって荒らされていますが、
壁に飾られたお皿、カーテン、クロスなどはきれいに残っています。

↓はイーサンの自宅のクッションで、今回登場するクッションはすべてこの模様です。

いかにも東欧らしい図案です。
赤一色というのも伝統的な感じがします。
こういうのは根気さえあれば作れるのでおすすめですよ。
どのあたりの地域なのかはちょっと特定できませんでしたが、
いい雰囲気だしてます。

ソファの下の敷物もトランシルヴァニア地方の織物によく似ています。

そしてこの特徴的なお皿や額縁の飾り。

BIOHAZARD VILLAGE Z Version_20210619091713

これもルーマニア、ハンガリーあたりでよくみられる飾り方です。
ここではバラの刺繍の長いクロスを同じような柄のお皿や額縁に掛けています。
地域によってクロスの柄が違ったり、
真ん中の隙間がないように掛けたりといろいろとバリエーションがあるようです。

村には聖母子の絵と一緒にマザーミランダの絵も飾られています。
キリスト教は一神教ですし、
ここでもミランダが村人を意識操作していることが伺えます。
山奥すぎてよその神父とか牧師とか来ないんだろうねえ・・・。

結婚の記念写真は赤い煙突の家にありました。
女性のベールにアールヌーヴォーの香りがします。
この家はカーテンボックスがあったり
装飾性の高い吊り下げランプがあることから、
村の中では結構裕福な家庭だったと思われます。

機織機があったのはレオナルドの家じゃなかったかな・・・。

そして私の一番お気に入りの棚飾り。

カロチャ刺繍かと思いましたが、
マチョー刺繍に近いです。
どちらもハンガリーの刺繍で、
名前は知らなくても見たことがある人も多いのではないでしょうか。
カロチャ刺繍は色とりどりの花と布地がレース地のようになっているのが特徴です。
マチョー刺繍は赤い花がメインで花の中央に
青い、もしくは緑、黄色のクジャクの羽根のような模様が入るのが特徴。
余白が少なく、ぎっしり刺繍しているものが多いです。
バイオ8のものは花の形だけ見るとマチョーのようですね。
裾についているレース地も素敵。

この祭壇の刺繍も素敵すぎて悶絶しそうです。
トランシルヴァニアのイーラーショシュという刺繍で作った
教会の飾り布の写真を見たことがありますが、
同じ類のものでしょう。
祈りの言葉なんかが書かれているのかなあ。
これはクロスステッチっぽい。

あーもっと刺繍のこと勉強しなきゃなあ。

パプリカの鎖

次はパプリカについて。
祭壇前面についている(おそらく)パプリカの飾り。↓

「ルイザの屋敷」の食料棚や
教会っぽい民家の外にも同じようなものがありました。
ハンガリーはパプリカの産地で有名だそうです。
このようにパプリカを吊るすのは私は見たことがありませんが、
両端にお花がついていて特別感があります。
食べるためのものではなさそうです。
テーブルクロスの柄も素敵です。

民族衣装

ベネヴィエント邸の地下の最奥、
ドナの寝室に吊るされている衣装です。
あの怖い赤ちゃんが追いかけてくるところ。
赤ちゃん怖いけど、衣装のせいでテンション爆上がりでした。

あの真っ黒な衣装のドナになる前には
これを着ていたこともあったのかもしれません。

ハンガリーとルーマニアの民族衣装について調べてみましたが、
そっくりなものは見つかりませんでした。
似たものはたくさんあるので、
いろいろなモチーフの組み合わせでしょうか。
エプロンはどちらかというとブルガリアの衣装に近いです。
正面と袖のモチーフはマチョーの古典的な図案に近いような。
ドナって何歳なんだろう。

民族衣装は割と華美なものがおおいですが、
これはあっさりしています。
スカートの裾も飾りは無いですし。
帽子とかベストとか、もっとしっかり作り込んでくれたら
もっとかわいかったのに・・・!

暖房器具

「ルイザの屋敷」の入口にあったものです。
暖炉かと思いましたがどうも暖房器具らしい。

こちらはレオナルドの家にあるもの。
これの方が私が見たことがあるものに近いです。
そこでは現代なのでガスの暖房器具(「ソバ」というストーブ)と書いてありましたが、
この村はガスなんかきてないっぽいので薪なのかな。
この煙を天井裏に引いて、肉を燻製にしているところもあるそうです。

私も小さい頃はおばあちゃんとストーブの上でお餅を焼いたりしてましたよ。

レオナルドの家だけガスコンロに近い形の調理器具があったんですよね。
もちろん火は薪みたいだけど、
あの親子は結構裕福な暮らししてます。

この村の大抵のお家が、
調理もできるストーブのある部屋にベッドを置いてあったのに
お気づきでしょうか?
寝室が独立してないんです。
さらに部屋数も少ないですよね。

大和ハウスのHPで呼んだ知識ですが、
ルーマニアの伝統的な家屋では暖房と調理器具を兼ねたストーブで部屋を暖め、
そこがダイニングルームであり、リビングであり、寝室でもあるということでした。
なんか日本の昔の家みたいですね。
暖房費の節約でしょうか。

余裕のあるお家は、「清潔の部屋」という普段使わない部屋を作り、
そこに刺繍した枕やクッション、
今でいう「フリーカバー」のような大きな布などをベッドの上にたくさん飾っておきます。
それらは娘がお嫁に行く際に持たせるものです。
刺繍の腕前が女性の評価に大きく関わっていたころの伝統ですね。
今回はそういう部屋は登場しなかったのが残念です。

戦乙女の像がある広場に面してベンチがおかれています。
家の前などにもありますが、
女性たちが外のベンチでおしゃべりしながら刺繍やレースを編んでいたそうです。
ベンチの下に毛糸玉の入ったバスケットが転がっているのは、
編み物をしていたところを襲われたのでしょうか。

これで刺繍の紹介はおしまいです。

ちなみに民家の窓のカーテンですが、
私が通販で買ったルーマニアのアンティークカーテンもこんなレースです。
一般的なものなのでしょうね。
ニトリのレースカーテンのように機能性はありませんが、
味わいがあります。

民家の外に置いてあるベンチ、門扉、柱の装飾などもいい再現度だと思います。
きっとかわいい村だったんだろうなあ。

ベネヴィエント邸も、エントランスはとても品のいい上質な邸宅ですね。
まあ、奥の方はお化け屋敷になっているので
ちょっとあれですけども。

あとはちょっと疑問点や考察など書いてみます。

小さいベッド

イーサンが吊るされた部屋にあるベッド。
普通サイズのベッドです。
これってドミ姉の身長からして寝るのは無理がありませんか?
3姉妹の部屋とかベッドも無いし。
この人達って睡眠は必要ないのではないか。
一日何をして過ごしているのでしょう。

こんな寂れた村に立派な城があるということは、
昔の領主の城かと思います。
城の豪華さと村の寂れ具合がものすごく違和感がありますが、
昔はそれなりに栄えていたのかもしれません。

ドミ姉の手記によるとミランダがくれたらしいので、
領主が死んだか何かでそっくりそのままもらったのかと。
ドアだって普通サイズでドミ姉には小さいし。
領主はカドゥが適合しなかったのでしょうか。

ちなみにこのお城はルーマニア、トランシルヴァニア地方の
ペレシュ城がモデルではないかと言われているそうです。
写真を見ましたがほぼそのままです。
いつか訪れてみたいですね。

城の中も、調度品はそのままですが
使いっぱなしのティーセットや
テーブルの上の腐ったような果物など
荒れた使われ方をしています。
使用人がいなくなって数日経過ってところですか。

エレナの話では普通に生活していたらある日突然化け物が襲ってきたということでした。
どうやら惨劇が始まってさほど日数は経過していないと思います。

使用人がいなくなったってのに自分で片付けもしないのか、ドミ姉と3姉妹。
女子力低いよ。
口紅塗ってる場合じゃない。
少しは人手を残して置いたらよかったのでは?

違いすぎる外見

この肖像画ってゲーム中の彼女らと違いすぎるんですけど。
黒いのが真の姿で、普段はこの絵のように擬態して過ごしているということか。
使用人がいなくなったので擬態の必要は無くなったの?

デュークは何者なのか

これが今作一番の謎と言えるのではないでしょうか。

城のエントランスの来客名簿によると、
2月1日にデュークが来ています。
イーサンのノートではローズが連れ去られたのは2月9日。
つい数日前のことです。

そしてこのメインホールの一角に残されたバッグ、帽子、傘。

カップには血がついています。
ドミ姉と三姉妹も日常的に血を飲んでいたという記述がありました。

城の中には血のついていないカップもあります。
この写真の右側のカップも血はついていない・・・ような。
片方にだけ血を飲ませた?のは何故なのか。

おそらくドミ姉が来るまでここで誰かが待たされた。
一緒に座っていたのは誰なのか。

この帽子の色合い、デュークの上着に似ていませんか?

テーブルの下にはブーツが片方落ちています。
そして馬車のデュークは裸足です。
(城のあちこちに落ちているブーツも謎です、モロアイカになった女性の靴かな?)

デュークはここで血を飲まされその結果、
特異菌に感染してあのような姿になってしまったのでは?

感染したのならライカン達がデュークを襲わないのも納得できます。
(ライカン達が同士討ちしているのは見ませんよね。
イーサンの菌はもとは同じだが違うものだから襲われる?)

最終決戦前に、彼はイーサンの問いに「私自身も存じかねます」と答えています。

感染後、長い間暮らしてきたのならある程度把握できたのでは。
日が浅いからこそのあの答えでは、と感じます。

とはいえ、村の外から来た商人に
自分たちが飲んでいる「いかにもヤバそうなもの」を飲ませたりするとは考えにくいですが・・・。

ドミ姉達が日常的に特異菌、あるいはカドゥが入った血を飲んでいたかどうかも分かりません。

ミランダも洞窟の特異菌から感染したということなので、
カドゥはなくても感染はするということ。
ということはデュークもミランダと同じような存在にになってしまったんではないかと思います。

だからフラスコの中にローズがいることも分かるし、
イーサンが人間ではないことも分かる、とか。

この村人の手記によると、もともと太ってはいたようです。
しかしあの服の状態を見るに、
急にあんなになっちゃって仕方なくって感じがします。

メインホールの所持品を見ると、
もともとはきちんとした格好をしてたんじゃないかと思われます。

そしてやっていたことは、
村の外の情報を知ることはミランダが禁止していたにも拘わらず、
村人に新聞を売っていた。

ハイゼンベルグのことは「卿」をつけたりするくせに、
ミランダのことだけ呼び捨てにする。

イーサンがローズを取り戻してミランダを倒せるように
全力で手助けをしていた。

何かミランダに対して恨みを持っていた、
あるいはミランダを排除したかったとしか思えません。

感染させられる前からそんな感じなので、
少なくとも「人外」にさせられた恨みではないように思います。

イーサンが寝かせられていた馬車の絨毯に
フクロウが描かれていたことも気になります。
デュークはフリーメイソンと関連が?

デュークに関する情報は極端に少ないので
このままずっと明らかにはならないのかもしれません。

彼がいる部屋には敵が入ってこないというのは、
ゲームの性質上仕方ない事だと思うので私は考察には入れません。

まあ、あの帽子とバッグがデュークのものだったら、
という仮説の上で成り立つ考察です。
城の使用人は全員女性だったというので、そういう結論に達したわけですが。

若い女性をたくさん城でモロアイカにしていたんだったら、
そりゃ村の人口は減っていくだろうなあ。
男は血を取って終わりだったんだろうし。

おまけ

ハイゼンベルグは工場でゾルダートを量産してました。
あんなにたくさん作ってどこかに売っていたのでしょうか。
(失敗作多かったけど)
戦争している国とかヤバい組織とかに?

ミランダの資金源はハイゼンベルグが握っていると見た。
ドミ姉もドナもモローもお金にはならなさそうだから。

またDLCが出たらいろいろ書いていこうかと思います。
皆さんも周回で走り抜けずに、
丁寧に作り込まれた細部までじっくりと見てみてはいかがでしょうか。
きっと楽しいですよ。

それと、エンディングでローズを迎えに来た男性は誰なのか。
誰か教えて下さい。
車はクリスの車みたいなんですけどねえ。

ミランダがどうこうよりも、
古代遺跡のほうが気になります。
菌根と古代遺跡って関係ないのかしら。

それでは。

BIOHAZARD VILLAGE
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主婦ゲーマーのノート

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