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【Graveyardkeeprer】Stranger Sins#22古代神降臨(ネタバレ注意)

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はなりんです。

Stranger Sinsもいよいよクライマックスです。
今回は農夫からベラの指輪を入手したところから。

目次

プレイ動画

巫女の指輪

クロソは魔法陣のようなものを準備して儀式を始めようとしています。
かたわらでベラは何とか儀式をやめさせようとしますが、
クロソは聞く耳を持ちません。

「私達は我らが神を裏切ってしまった、全員罰せられるべきだ」と。
クロソが呪文を唱えると魔法陣の中心に黒ずくめの人物が現れます。
それは古代神でした。

人々を殺すための儀式だったのに、
突然現れた古代神に驚きを隠せないクロソ。

「かつての巫女よ、なぜ私を目覚めさせたのか」と古代神はクロソに問いかけます。
答えに詰まり、ディグスのせいだというクロソ。

そこにディグスとホラドリック、クレズボルドが現れます。
ディグスは話し合うために古代神を呼び出し、
「あなた様だけが最後の希望だ」と語りかけます。
しかしこの惨状を前にしても古代神は「もはや我の与り知らぬこと」と言い放ちます。

ディグスもさらに食い下がります。
古代神に祈りを捧げる者はいなくなり、このままでは古代神自体消滅してしまうと。
クロソに呼び出されたのも力が衰えているせいだと。

神官のシグネット

古代神を挟んでホラドリック、クレズボルド、ディグス、
そして3人の神官?が向かい合っています。
古代神と人間が契約を結ぶシーンのようです。

「契約の準備ができた。これに名を連ねれば、この世界は契約に囚われることになる。」
「だがひとたび契約が破られれば、古代の呪いがふたたび姿を現すだろう。」

人間たちの前にテーブルが現れ、署名する書類が置かれています。
歩く屍を無くし、平和に生きるための契約です。

「この契約は墓守が見守ることとなる。」
「その力が在る限り、署名者は永命であり続ける。」
「そして最後に!真の罪人は必ず罰を受ける。
その彷徨いし魂は死にゆく肉体に囚われ続けるだろう!」

そして契約を交わした後、ディグスはどこかへ去っていくかのような台詞を残します。
(仕事はほっぽりだしてスイーツ三昧の日々を過ごしたいみたいですけど)

教会のレンガ

ホラドリックと数人で教会を建設中です。

しかしクレズボルドの作るクギも石材も不足気味。
最初の墓守がもうすぐやってくるのに、とホラドリックは呟きます。

そこへチェインがやってきます。
チェインとベラで沼を出て村に住んでも良いかと
許可を取りに来たようです。
もちろん、とホラドリックは答えます。
クロソは精神的な病気になっているため沼にそのままいた方がいいと言います。

少し間をおいて、立ち去るチェインをホラドリックは追いかけます。
処刑場でクレズボルドが使った魔法の石は
チェインのものだったので、お礼が言いたいと。

チェインは何も答えず再び立ち去ろうとします。
ホラドリックはチェインに対してこう言います。

「私は二度と自分を許せない。
私達はひどい事を数えきれないくらいしてしまった。
だが私達には永遠が待っている。
できることなら、その罪償いを君と一緒にできないだろうか。」

これでチェインの気持ちも少し動いたようです。
でもこれって
「いろいろあったけど、どうしても永遠に君と一緒に生きたい」ってことでしょう、
なかなか素敵なプロポーズなのでは?

ここまでやったのに結局別れてしまったのでは、
一体何だったんだ、ってことにもなりかねませんし。

ジェリーのお話

ジェリーは、ジョーブが古代神の契約のせいで死ねない体になったと気付いたようです。
肉体が滅んでしまっても死ぬことはできない罰。
なんか火の鳥のマサトみたいですね。
まだ理解に及んでいない墓守に説明します。
「俺はジョーブなんだ」と。

しかし、それほどの罪とは一体なんなのかまだ分かりません。
そして墓守はジェリー自身が見たものを調べようと、ジェリーを機械に放り込みます。

ジェリー

「古代の契約」が交わされる5年前。
コロシアムでマスターが亡くなったとジョーブが告げた時ですね。
マスターが出現してから5年後です。

ジョーブとルシウスは浴場で何やら深刻そうな話をしています。

ジョーブは「もうマスターを必要としていない」と言い放ちます。
ルシウスは、マスターがなかなかやってこないことで
暗殺が感づかれたに違いないと言いますが、
ジョーブは慌てたそぶりも見せません。

マスターは「慈悲深きマスター様」であって、
気付いたからと言って反撃に出たりはしないと。
来なかったら、と焦るルシウスにジョーブは言います。

「来るさ。俺達が扉の前で願った事はすべてやらなきゃならないんだ。
俺達は人々を統べる力を願ったんだ。忘れたか?」

そしてすぐマスターが現れます。

「時は来たか?」
「私はこれまで起きた事、これから起きる事、すべて知っている。」

ジョーブは「なら、すまないな、マスター」と言い、
マスターは「私も同感だよ・・・陛下。」と返します。

ジョーブは何の逡巡も無く部下に殺害を命じます。
剣を抜いて背後からマスターに近づく兵士。

マスターに関する考察

ローマ人は重要な話し合いも浴場でやったといいますから、
モデルはやっぱりローマなんでしょうか。

マスターはすべての出来事を知っていたようです。
自分が殺されることも。
その後ジョーブが王になることも。
マスターでさえジョーブが支配するべき対象であったわけです。

しかしこの頃はまだそううまく回ってなかった時期なのに、
なぜマスターを切ってしまったのでしょう。

浴場に豊富な水や酒瓶があることから、
この頃には食料、水問題は解決していたのかもしれません。
ならば、もうマスターに教わることは何もないとジョーブは判断したと思われます。
後は神に祭り上げてジョーブの好きなように利用すればいい。

そしてジョーブとルシウスは名実共に支配者となった。
崇拝の対象だったマスターを葬り、
その威光を使って自分がその地位についたわけですね。

ついでにマスター殺しの罪を古代神派になすりつけて、
聖戦の名のもとに虐殺をした。

必要とされなくなった古代神はマスターを創り出し、
自らは眠りについた。
そのマスターは、他の誰でもない呼び出したジョーブによって葬られた。
まあ、古代神からしてみたらそりゃ怒り心頭ですよね。
お前が欲しいっていうからあげたのに、
勝手に捨てやがって、って。

そうなるとマスターがとことん悲しい存在に思えます。
古代神に勝手に造られて(どこかから呼び出してきたのかは分かりませんが)
皆にいろいろ教えてあげたのに勝手に殺されて。
「そういう存在」だと言えばそうですけど、
まるでロボットのように使い捨てにされてしまって。

いろいろ考えていたら、
結局全ては古代神が作り出したものだし、
最後は古代神自身がケリをつけないといけなかったのかな、と。

不完全な人間を造ったのだって古代神だしね。

その後

全てを見てしまった後、ジェリーは知らなかったほうがよかったと後悔しています。

首を切り落とされて?記憶喪失になったおかげで
人間としての良心は取り戻せたようです。
すでに別人格に近いということかもしれません。
自分が罰を受け続けていることさえ知らなかったのですから。

ついでに戦争の後、財宝を埋めたことも思い出します。
その財宝は酒場のすぐ北西、水道橋の残骸のちょっと上です。
200年ものの高級ワインが入っていて大喜びのジェリー。
200年の苦しみもこれで全部忘れられるようです。
金は興味がないので墓守にくれるそうです。

なんか以前「掘り出したものは村の物」とか言われたような気がしますが・・・、
今回はクレズボルドに見つからなかったので大丈夫なのでしょう。

できればジョーブの息子がどうなったかとか、
ルシウスのこともちょっと入れてくれたら嬉しかったです。

契約を結んだからと言っても、
急にジョーブと古代神派が仲良くはなれなかったと思うので・・・。
契約で「歩く屍問題」を解決させたことを盾にして古代神派を容認させたとか。

では、次回はエンディングになります。
ノーマルのエンディングに少しおまけがつきますので、
その紹介をしてきたいと思います。

それでは。

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