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Razer BlackShark V3 Pro徹底レビュー|PC/PS/Xboxの違いと選び方

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【PR(広告)|提供】本レビューはRazerより製品提供を受けています。
メリット/デメリットを併記し、実測・写真に基づき記載します。

2025年8月8日に発売されたBlackShark V3 ProはPC/Xbox/PlayStationの3モデルがあります。見た目はほぼ同じでもつながり方や公式対応に差があるため、まとめてみました。
本記事では提供いただいたBlackShark V3 Pro For PCを中心に、外観・装着感・音質・マイク・ANC・接続・バッテリーを実測+写真でレビューし、3モデルの違いも一覧で整理しています。
「PCでもPS5でも使える?」「THXはどこまで?」「遅延や装着感は?」――そのモヤモヤを先に解消してから、購入の判断材料にしてください。

検証範囲:For PCは実機検証。PS/Xbox版は公式仕様と一次情報を基づく比較、挙動は未検証です。
Xboxは実機がないので、公式情報ベースの比較です。

要点
・PC版=最適解:USB有線を含むフル装備、THXはPCのみ有効
・PS版=公式ライセンス商品の安心感
・Xbox版=公式ライセンス商品、ドングル切替で横断運用◎
・装着感は良好/定位に強み、バッテリーは最大70時間で運用が楽

ProSettingsのヘッドセット特集では、Razer BlackShark V2 Proがプロ使用率22.6%、長時間バッテリーと到達距離、調整後の音質と優れた定位、そして“ほぼ最高”の無線マイクで高評価。長年の定番Cloud IIを初めて上回ったと総括されています。また2025年夏のベストギア特集でもRazer勢の躍進が示され、ブランドの信頼性が裏付けられています。

Razer レイザー BlackShark V3 Pro ワイヤレスゲーミングヘッドセット 第2世代HyperSpeed Wireless 第2世代TriForceバイオセルロース50mmドライバー HyperClearフルバンド12mmマイク 70時間駆動 2.4GHz Bluetooth 有線 PC PS5 PS4 Switch ブラックシャーク ブイスリー プロ 【日本正規代理店保証品】

目次

BlackShark V3 Proのスペック

製品名BlackShark V3 Pro
カラーバリエーション黒・白
発売日2025年8月8日
価格40,780円
重量380g
対応OSPC / PS5 / PS4 / Switch / Steam Deck / iOS / Android
防水機能なし
マイク着脱着脱OK
バッテリー最大70時間(2.4GHz接続)
ANCあり ハイブリッド型

ヘッドホン

BluetoothコーデックAAC・SBC
周波数特性12 Hz – 28 kHz
インピーダンス32Ω@1kHz
感度(@1kHz)1 kHzで108dBSPL/mW(HATS)
ドライバーカスタマイズされたダイナミックバイオセルロース50mmドライバー
イヤーカップ直径: 66 x 45 mm / 2.6 x 1.77インチ
接続タイプ2.4 GHz ワイヤレス / Bluetooth / USB 有線 / 3.5 mm
THX Spatial Audio: Windows 11 バージョン 23H2 (またはそれ以降) でのみ利用可能
最小 2.4GHz レイテンシ10ms
重量約367g
イヤークッション楕円形2層フローニットメモリーフォームクッション

マイク

カプセルサイズ12mm
周波数応答20 Hz ~ 20 kHz
信号対雑音比≥ 68 dB
サンプリングレート48kHz
感度(@1kHz)-42 ± 3 dBV/Pa
ピックアップパターン単一方向

付属品

  • 着脱式マイク
  • USB Type-A to Type-C ケーブル
  • USB Type-C – 3.5mm TRRS ケーブル
  • 2.4GHzドングル

BlackShark V3 Proの外観

BlackShark V3 Proの装着感

装着感がかなりいいです!367gは結構重いと感じますけど、この装着感の快適さだけでもおすすめしたいと思うほど。ちょうどいい締め付けのヘッドホンは貴重なんですよ…!

・側圧
側圧がちょうどいい!私は頭囲56cmです。ヘッドバンドを調節しないとじわじわと落ちてくるくらいの側圧です。
頭囲60cmの夫にも試してもらったところ、きつくもなく緩くもなく快適と言っていました。2時間以上でも平気でした!

・メガネとの干渉
側圧がちょうどいいので1時間以上経過でも快適でした!なんならほんの少しメガネが浮くくらいなのでちょっと楽かも?

・イヤーパッドの大きさ、深さ
内径は66 x 45 mm、深さは約2cmほどあります。とくに圧迫感もなく快適です。よほど大きなピアスでもない限りは干渉もないと思われます。



・熱こもり
室温27℃、湿度55%でしばらくゲームしてみました。さすがに30分くらいで蒸れてきますが、不快でしょうがないというほどではないです。合成皮革のイヤーパッドならもっと蒸れます。一定時間でちょっと外して空気の入れ替え(笑)をしたらずっとつけていられますね。今まで使ってきたヘッドセットは1万円ちょうどくらいのもので、それに比べたらずっと快適に感じました。

BlackShark V3 Proの接続

PC、PS5、Switch、Switch 2に接続してみます。遅延テストにはYouTubeの遅延テスト動画を使用します。

※2.4GHz ワイヤレス = 第 2 世代 Razer HyperSpeed Wireless

PCとの接続

PC 2.4 GHz ワイヤレス体感で目立つ遅延なし
PC 3.5mmミニプラグ体感で目立つ遅延なし
PC Bluetooth接続体感で目立つ遅延なし
PC USB有線体感で目立つ遅延なし

どれも目立つ遅延はなく安定して接続できました。

Switch、Switch 2との接続

Switch 2.4GHz ワイヤレス(iPhone付属Type-C to Type-C ケーブル使用)体感で目立つ遅延なし
Switch Bluetooth接続体感で目立つ遅延なし
Switch 3.5mmミニプラグ体感で目立つ遅延なし
Switch iPhone付属Type-C to Type-C ケーブル体感で目立つ遅延なし
Switch 2 2.4 GHz ワイヤレス(iPhone付属Type-C to Type-C ケーブル使用)接続不可
Switch 2 Bluetooth接続体感で目立つ遅延なし
Switch 2 3.5mmミニプラグ体感で目立つ遅延なし
Switch 2 iPhone付属Type-C to Type-C USBケーブル体感で目立つ遅延なし

Switchはいずれも体感で目立つ遅延はなし。

Switch 2はYouTubeアプリ非対応のため体感での評価。また、Switch、Switch 2はType-CケーブルしかUSB差込口がありませんので、iPhone付属のType-C to Type-Cケーブルで接続テストしています。

Switch 2は2.4GHz ワイヤレスが使えませんでした。SwitchとSwitch 2はいろいろと仕様が変わっているようですね。

PS5との接続

PS5 2.4 GHz ワイヤレス体感で目立つ遅延なし
PS5 USB接続体感で目立つ遅延なし
PS5 オーディオトランスミッター使用体感で目立つ遅延なし


PS5:2.4GHz/USB有線は体感で目立つ遅延なし。
PS5はオーディオのBluetooth接続が非対応のため、Bluetooth運用はオーディオトランスミッターが必要です。
2,000円台の安いものもありますのでひとつ持っておくと便利です。(イヤホンにもよりますが遅延はほぼありません)

1Mii Bluetooth 5.3 usbアダプタ トランスミッター 送信機 ドライブのインストール不要、PS4/PCからBluetoothイヤホン/ヘッドセットにオーディオを送信する用、超小型 sbc/aptx/aptx-ll低遅延/aptx-HD/aptx-adaptive対応 B10


どれも遅延がなかったので一覧にする意味がありませんでしたね(汗) そしてどの機器との接続も、Bluetooth接続がとても早いと感じました!ここも快適ポイントです!

BlackShark V3 Proの音質

・定位が正確で足音や効果音の方向・距離がつかみやすい
・空間が前後左右に立ち上がる立体感を感じる
・1万円帯ヘッドホンより「箱」から「部屋」へ

BlackShark V3 Proの定位の分かりやすさは抜群でした!ひとつひとつの銃声、足音、環境音がちゃんと聞こえます。私はFPSすぐ酔うので、自キャラの周りをぐるぐる回られる足音だけで酔いそうになります(笑)

手持ちの1万円前後のヘッドホンでは「直径3mほどのの箱の中」で鳴っているように平面的でしたが、BlackShark V3 Proは「広い部屋」に出たように前後と高さが現れる感じ。低音は量で押すタイプではなく、輪郭が保たれて音が潰れにくいです。ピアノのコンサート動画ではホールの響きと残響の深さがわかり、席に座っている感覚でした。鍵盤が戻る音もはっきり分かります。ずっと物音だと思ってたけど観客の咳だったのは知りませんでした!

「箱から脱出して部屋で聴く」ヘッドセット。 定位の精度と音場の広がりで、安価帯では出にくい立体感が手に入ります。

BlackShark V3 Proのマイク検証

BlackShark V3 Proのマイクは、取り外し可能でちょうどいい場所に調節もできます。

手軽さと十分な明瞭さのマイクですね。音質は単体マイクに及ばないけど、実用域ではかなり優秀です。息や破裂音が暴れにくく、声の芯がきちんと届く。ヘッドホンとマイクを別で設置する必要がなく、Zoomやオンライン会議にそのまま持ち込める手軽さがいいなと思います。手持ちの1万円帯ヘッドセット比で、こもりが薄く語尾が聞き取りやすいですね。

BlackShark V3 ProのANCと外音取り込み

BlackShark V3 ProのANCは空調音をスッと消してくれます。エアコンやサーキュレーターの低い唸りは気持ちよく消えて快適。音楽再生中は周囲の人の声もほぼ気づかないレベルです。私は音が聞こえないとちょっと困るので普段外音取り込み運用、宅急便のピンポンや猫の声もしっかり拾えてます。

BlackShark V3 Proのバッテリーと充電

BlackShark V3 Proのバッテリーは最大70時間。 毎日1時間か2時間使用でも週1充電ペースで回せました。4時間で満充電まで戻せるので、充電忘れのストレスは小さいです。USB-C給電中もそのまま使えるから「切れた瞬間に詰む」感じはないです!

BlackShark V3 Proのイヤーパッドの外し方

イヤーパッドの外し方はRazerのサポートページ(下のリンク)で紹介されていました。結構力を入れないと外れません。素材はニットですが、水洗いなどができるかどうかは不明です。交換用イヤーパッドの販売は2025年9月現在ありませんでした。今後に期待です。

ちなみにRazerのマークの書いてあるカバーが磁石で止めてありかんたんに外れるようになっておりまして、今後プロゲーマーチームのロゴデザインのカバーも発売されるようです。

https://mysupport.razer.com/app/answers/detail/a_id/2825/kw/BlackShark%20V3%20Pro

BlackShark V3 Proの同時オーディオ機能

2.4GHzとBluetoothを同時接続し、PCゲーム音+スマホ通話などの音声ミックスに対応。通話着信が来た際もヘッドセットでそのまま受けられます。

BlackShark V3 Pro3つのモデルの違い

BlackShark V3 Proには3つのモデルがあります。PC用、Xbox用、PlayStation用があり、ほぼ同じなのですが、Razerの商品ページでは比較しにくかったので一覧表にしてみました。

For PCfor XboxFor PlayStation異なる点
ドライバー仕様50mm50mm50mm共通
ドライバーの種類第 2 世代 Razer TriForce バイオセルロース 50 mm ドライバー第 2 世代 Razer TriForce バイオセルロース 50 mm ドライバー第 2 世代 Razer TriForce バイオセルロース 50 mm ドライバー共通
マイク取り外し可能Razer HyperClearフルバンド12mmマイク取り外し可能Razer HyperClearフルバンド12mmマイク取り外し可能Razer HyperClearフルバンド12mmマイク共通
バーチャルサラウンドエンコーディングTHX Spatial Audio: Windows 11 バージョン 23H2 以降でのみ利用可能THX Spatial Audio: Windows 11 バージョン 23H2 以降でのみ利用可能THX Spatial Audio: Windows 11 バージョン 23H2 以降でのみ利用可能共通
接続タイプ2.4GHzワイヤレス / BT / USB有線 / 3.5mm2.4GHzワイヤレス / BT / USB有線 / 3.5mm2.4GHzワイヤレス / BT / 3.5mmPS版のみUSB有線なし
重量367g367g367g共通
バッテリー目安PCと2.4GHz接続で最大70時間

Xbox & PlayStationでの2.4G接続で最大48時間
2.4GHz PCでの接続で最大70時間
2.4GHz + BT接続で最大35時間
PlayStationでの2.4GHz接続で最大48時間
PCでの2.4GHz接続で最大70時間
PlayStationでの2.4GHz + BT接続で最大35時間
共通
ヘッドバンドのステッチ色黒or白それぞれのテーマカラー

各モデルの差異
・ヘッドバンドのステッチの色がモデルにより異なる
・THX Spatial Audioが使えるのはどれも同じですが、PCと接続時のみ
・BlackShark V3 Pro For PlayStation、BlackShark V3 Pro For Xboxは公式ライセンス商品
・BlackShark V3 Pro For Xboxのドングルには「ヘッドセットモードスイッチ」あり、USB接続とXbox接続をこのスイッチで切り替えられるようになっている

まとめ

結論:用途で選べばハズさない

  • PCメイン → For PC(有線USB対応+THX運用が◎)
  • PS5中心 → For PlayStation(公式ライセンスの安心感)
  • PC/PS/Xboxを横断 → For Xbox(ドングルのUSB/XBOX切替が強い)

よかったところ

・装着感が上々で長時間でも疲れにくい
・定位と音場が優秀
・最大70時間の電池&USB-C給電中も使える運用の楽さ

気になるところ

・367gは少々重い
・THXはPCのみ、コンソールは各社3Dオーディオ任せ
・交換用イヤーパッドが未発売、今後に期待
・価格が高め

PCでTHXまで使い倒すならFor PC」。PS5なら公式ライセンスのPS版、「複数機器を行き来するならXbox版」が便利です。あなたの使い方に合わせて選べば、BlackShark V3 Proは『箱から出してすぐ使える定位特化ヘッドセット』になります。

Razer レイザー BlackShark V3 Pro ワイヤレスゲーミングヘッドセット 第2世代HyperSpeed Wireless 第2世代TriForceバイオセルロース50mmドライバー HyperClearフルバンド12mmマイク 70時間駆動 2.4GHz Bluetooth 有線 PC PS5 PS4 Switch ブラックシャーク ブイスリー プロ 【日本正規代理店保証品】

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